就活サイトunistyleは、HR総研と楽天みん就(2021)によると、就活生の20%〜30%が利用している人気のサイトです。
人気があるからには信用しても良さそうですが、今回は私なりに調べてまいりましたので、その結果をご報告したいと思います。
調査対象
サービス名 | unistyle |
運営企業 | 株式会社ネオキャリア |
企業HP | https://www.neo-career.co.jp/ |
決算公告URL | https://catr.jp/settlements/ceca5/310454 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル 2階 |
設立年月日 | 2000年11月15日 |
資本金 | 100,000,000円(1億円) |
従業員数 | 3617人※2023年2月28日時点 |
運営企業のネオキャリアとは
就活サイトunistyleは、株式会社ネオキャリアが運営しているサイトです。
ネオキャリアは、2000年に設立し、人材関連事業を中心に事業を展開。現在では順調に手を広げ、広告プロモーションやメディア運用なども行なっています。
詳細な沿革を知りたい方は、unistyleの会社概要をご覧ください。
以前は、株式会社unistyleが運営していた
unistyleはもともと株式会社unistyleが経営していたようですが、2016年に会社が保有していた全株式を株式会社ネオキャリアへ売却し、以降はそちらが経営を担当しています。
売却の理由はM&A Cloudさんで書かれていますが、「希望の価格で買い取ってくれるなら売る」という方針でその価格を提示したのがネオキャリアだったから、でした。
経営も順調で、実績も出ていたため、売却も非常にスムーズに進んだようです。
経営苦など、売るしかない状況に追い込まれて売却したわけではない!
元の記事を読むと、元々の経営者は売却後新しい分野で事業を展開されているようなので、むしろ新たな挑戦のための前向きな売却と言えるでしょう。
株式会社ネオキャリアは信用できる企業か?
結論から申しますと、ネオキャリアさんは信用して良い企業だと判断しました。
判断のポイントは、以下のとおりです。
- 資本金が1億円と多い
- プライバシーマークを取得している
続いて、それぞれのポイントの理由を詳細に説明していきます。
ポイント1:資本金が1億円と多い
資本金とは、事業を運営するための元手となる資金のことを言います。
資本金が多いということは、それだけ会社の体力があるということ。安定した経営が見込めます。
2006年に法律が変わるまでは、会社設立には最低でも1000万円の資本金が必要でした。そのため、現在でも資本金1000万円の企業が約45%(2021年)と多数を占めています。
参考 経済センサス‐活動調査
そんな中、ネオキャリアの資本金は1億円。なんと1億円以上の資本金を有する企業はわずか8.4%しかありません(ソースは同上)。
資本金が多いと、他社や金融企業からの信用も増すため、より事業展開をしやすくなるようです。
ポイント2:プライバシーマークを取得している
プライバシーマークは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会によって、個人情報を適切に扱っている企業に与えられるものです。
就職サイト、特に無料で利用できるサイトで怖いのは、個人情報の流出。
当然、流出が全くないとは言い切ることはできませんが、専門家の保証があり安心感は高いですね。
unistyleのメールや電話の頻度は多い?
ぶっちゃけて言いますと、メールは頻繁に届きますし、定期的に電話もかかってきます。
そもそも、就活サイトはメールが多いもの!
就活サイトを利用する専用のメールアドレスを作成したり、メールのフォルダ分けをしたりといった工夫をしてみましょう。
特に専用のメールアドレスを使う方法は、管理が容易になりオススメ!
電話については、新規会員登録をする際に同時登録する外部サービスからかかってきているのも要因のようです。
unistyleは使ってみたいけど、電話が頻繁にかかってくるのは避けたいという方は、同時登録する企業を解除しましょう。
同時登録は、オプトアウト方式になっています。登録を希望しない場合は、すべての企業が『希望しない』になっているか確認しましょう。
unistyleは会員費は必要なのか?
unistyleは、すべてのサービスを無料で利用できます!
企業の採用情報を掲載することで、企業からお金をもらうモデルなので、学生は支払う必要がありません。
unistyleの強みと弱み
unistyleの強みは2つあり、その1つがエントリーシート閲覧サービスです。
こちらを見ていただくと分かるように、2022年6月9日時点(参照:2024年1月22日)で76794枚のエントリーシート・選考レポートを閲覧できます。
unistyleを利用した先輩方が投稿したエントリーシートがこれだけ掲載されているので、非常に参考になります。
unistyleの強み2つ目は、「大手企業の締め切り情報が正確にチェック可能」な点です。
このように、締切・選考情報がわかりやすくリストアップされます。
日付だけでなく、時間まで確認できるのは安心ですね。
逆に、unistyleの弱みはメールの多さ。
この点に関しては、就活が終わるまでの辛抱と思うしかないかもしれませんね……
就活サイトのメールの多さの対策は、今後記事を書く予定です。
まとめ:unistyleは怪しいのか?
運営会社にも、前の経営者にも特に問題点は見られず、怪しさは見当たりませんでした。
それどころか、経営も安定している様子で、個人情報も適切に管理されているようです。むしろ、信頼のおける会社・サービスだと感じました。
これほどたくさんのエントリーシートを見られるサイトは他になく、会員費もかかりませんから、登録し得かもしれませんね。
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