現役大学生がおすすめする学習用iPadを紹介 -各モデルを徹底比較-

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憧れませんか? スタバでiPadを取り出し、勉強している大学生に。

何をしているのだろう、とコッソリ画面を覗き見ると、めちゃくちゃ難しそうなことをしているわけです。そして、たまにコーヒーを一口飲み、息を吐く。

そんな大学生たちの姿って、格好良いですよね。

今回は、そんな皆さんに向けて、現役大学生がおすすめのiPadを紹介します。iPadはかっこいいだけではなく、あなたの学習をかなり効率化してくれます。

この記事を読み終える頃には、どのモデルのiPadが自分に合っているのか分かるようになっていますよ。

この記事はこんな人にオススメ
  • 学習用iPadを買おうと思ってるけど、どのモデルがいいのか分からない
  • 学習用iPadの容量はどのくらいあればいいのか分からない
  • コスパのいいiPadを使いたい
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しろ

某大学の医学部医学科に通学する現役大学生。大学生になってAmazonプライムに入会し、その便利さに惚れる。Amazonプライムの良さを伝えるべく、今日もブログを書いている。

【結論】オススメはiPad Air 11インチ

最初に結論を述べると、私のオススメ1位はiPad Air 11インチです。選定理由は次のとおりです。

  • 取り回しのしやすいサイズ感
  • Apple Pencil Pro対応
  • 学習用タブレットとして丁度良い価格

一方、iPad Air 11インチにはこのような欠点もあります。

  • 画面分割すると小さく感じる
  • 最安ではない

画面分割して使いたい方はiPad Air 13インチ、最安を求めたい方にはiPad(第10世代)をオススメします。

iPad Air 11インチ
iPad Air 1iPad Air 13インチ3インチ
iPad(第10世代)

以降は、詳細な比較をしていきます。この3つが選定された理由を知りたい方は続きもご覧ください。

1. iPadにはどんなモデルがある?

2024年8月30日現在、Apple Storeで販売されているiPadは次の6つです。

  • iPad (第10世代)
  • iPad Air 13インチ
  • iPad Air 11インチ
  • iPad Pro 11インチ
  • iPad Pro 13インチ
  • iPad mini (第6世代)

たくさんあると、どれを選べばいいのか悩んでしまうのは自然の摂理です。

まずはそれぞれの違いを把握していきましょう。

勉強にあまり影響がないプロセッサやスピーカーの違いは省略しています。

2. 各モデルのiPadは何が違う?

先ほどのiPadは6種類あると言いましたが、それぞれ何が違うのでしょうか?

この各項目に沿って、違いを見ていきましょう。

  • 画面サイズ
  • Apple Pencil
  • リフレッシュレート
  • WiFiモデル vs WiFi + Cellularモデル
  • 価格
  • ホームボタン・生体認証

2-1. 画面サイズ

最も小さいiPad Miniでは8.3インチ、最も大きいiPad Proだと13インチもあります。

インチって言われてもサイズ感がよく分からないので、身近なノートとサイズを比較してみるとこのようになります。

種類長辺(mm)短辺(mm)近いノートサイズ
iPad(第10世代)248.6179.5セミB5
iPad Air 11インチ247.6178.5セミB5
iPad Air 13インチ280.6214.9A4
iPad Pro 11インチ249.7177.5セミB5
iPad Pro 13インチ281.6215.5A4
iPad mini(第6世代)195.4134.8B6
iPadのサイズ比較

なお、画像のノートはセミB5サイズで、一般的なノートの大きさです。

こうして見ると、11インチが最も一般的なノートのサイズと近く、使いやすいだろうと想像できます。

2-2. 対応しているApple Pencil

iPadに書き込むためにはApple Pencilまたは他社製のスタイラスペンが必要です。

実は、ここがiPad(第10世代)の評価を下げた要因なのですが、Apple Pencilの充電方式に問題があります。

Apple Pencil(第1世代)の充電のイメージ

iPad(第10世代)では、このようにiPadのUSB-C端子に突き刺して充電します。これの何が悪いかというと……

  • 充電しながら机に置くと、Apple Pencilが引っかかって落下しやすい
  • 引っ掛けるとiPadを破損する原因になる
  • 充電しながらカバンに入らない
  • 気がついたら充電がなくなっている
  • Apple Pencilと一般的なUSB-Cケーブルが繋がらない

と、数々の欠点を抱えていました。これを解決し登場したのがApple Pencil(第2世代)およびApple Pencil Proです。

Apple Pencil(第2世代)の充電方式

このように側面に貼り付けるだけで充電されるため、先ほど挙げた欠点がほとんど解決されています。

  • 充電しながら机に置いても引っ掛かりが少ない
  • 引っ掛けてもApple Pencilが外れるだけなので、iPadを破損しにくい
  • そのままカバンに入れられる
  • 持ち歩いている間、常に充電されているため充電切れの心配が減る

充電方式については、そもそも夜間に別のケーブルを繋げて充電する必要がなくなることにより解決されています。

2-3. リフレッシュレート

Proとその他のモデルの違いの1つにリフレッシュレートがあります。リフレッシュレートというのは画面の更新間隔で、Proモデルは120Hz、それ以外は60Hzです。

ぶっちゃけると、勉強用途であれば120Hzはオーバースペック。60Hzで十分。

iPadで動画編集をしたり、イラストを描いたり、ゲームをガチったりしないのであれば、Proモデルは不要です。

2-4. WiFiモデル vs WiFi + Cellularモデル

超ざっくり言うとWiFi + Cellularモデルは、スマホのようにSIMカードを刺して、WiFiがない環境でも通信ができるやつです。

一方、WiFiモデルはWiFi環境下でないとインターネット接続できません。

正直、学習用途であればWiFiモデルで十分です。

2-5. 価格

価格は、WiFiモデルかCellularモデルかで変わりますが、今回はWiFiモデルのみ掲載します。また、価格は2024年8月30日時点でApple Storeに掲載されているものを採用しています。

iPadの種類価格(税込)
iPad(第10世代)58,800円
iPad Air 11インチ98,800円
iPad Air 13インチ128,800円
iPad Pro 11インチ168,800円
iPad Pro 13インチ218,800円
iPad mini(第6世代)84,800円
iPadの価格比較表

2-6. ホームボタンの有無・生体認証

iPad ProのみFace IDが使用でき、その他はすべてTouch IDです。

これらを表にまとめると、次のようになります。


iPad(第10世代)iPad Air 11インチiPad Air 13インチiPad Pro 11インチiPad Pro 13インチiPad mini
画面サイズ10.9インチ11インチ13インチ11インチ12.9インチ8.3インチ
Apple Pencil第1世代ProProProPro第2世代
リフレッシュレート60Hz60Hz60Hz120Hz120Hz60Hz
生体認証Touch IDTouch IDTouch IDFace IDFace IDTouch ID
価格(税込)58,800円98,800円128,800円168,800円218,800円84,800円
オススメ度★★★★☆★★★★★★★★★☆★★★☆☆★★★☆☆★★☆☆☆
iPadスペック表

3. おすすめのiPadは?

私のオススメはこの3つです。

順位iPadの種類選出理由
1位iPad Air 11インチ取り回しの良さ、Apple Pencilの使いやすさ、価格のバランスが最も良いため
2位iPad Air 13インチ11インチと比べ、取り回しにくくなるものの、画面分割が使いやすいため
3位iPad(第10世代)安さは正義
オススメ1位:iPad Air 11インチ
オススメ2位:iPad Air 13インチ
iPad(第10世代)

番外編:iPad mini

iPad miniは、画面が小さく1台目のiPadとしてはオススメ出来ません。

普段の講義や学習用には画面が小さすぎる

一方、画面の小ささが強みになる場面があります。それが……

実習やインターンなど、歩き回るシーンでのメモ用途

したがって、2台目以降のメモ用iPadとしてなら非常にオススメです。

4. ストレージはどうしたら良い?どれくらい使うの?

結論は128GB以上です。詳しくはこちらの記事で解説していますので、良ければご参考になさってください。

おすすめのiPadまとめ

  • おすすめ1位は、iPad Air 11インチ
  • 画面分割して使いたいなら、iPad Air 13インチ
  • 安さを求めるなら、iPad(第10世代)
  • 学習用にCellularモデルは不要!
  • 学習用にProモデルは不要!
  • メモ用に持ち歩くなら、iPad miniもあり。メインを張れるものではないので、2台目が無難

スタディPRIMEでは、頑張る大学生の役に立つ記事を投稿しています。他の記事も見ていただけると嬉しいです!

コメント

  1. 澁谷暢人 より:

    すいません質問です!ipadair11インチを買おうと思っていて13インチと迷っています。128ギガだと価格の差が24000円あって迷っています。どちらの方がいいと思いますか?意見をお願いします。用途は主に勉強、YouTubeと少しゲームができればいいと思っています。

    • shiro より:

      ご質問ありがとうございます!

      iPad Airの11インチと13インチで迷われているのですね。

      11インチか13インチかを選ぶ基準は、「画面分割を頻繁に使うかどうか」で判断すると良いと思います。

      たとえば、「テキストとノートを分割して開く」とか「YouTubeとテキストを同時に開く」といった使い方が多くなると思われるなら、13インチの方が使いやすいです。

      ただし、11インチでも「画面分割すると使いにくい」ということはありません。確かに、分割することで画面は小さくなりますが、ズームできるので問題になる場面は少ないです。

      また、ゲーム用途でも使われるということでしたが、もしアクション要素が強いゲームをされる場合、大きすぎる画面は手を動かす距離が長くなるためプレイしにくくなります。

      YouTubeについては、私自身11インチでもフルスクリーンで見ることはほとんどありません(フルスクリーンでなくとも十分な大きさがあるためです)。

      そのため、大画面で動画を楽しみたい!という欲求が強くないのであれば、11インチで良いと思います。

      総評としては、11インチの方が使いやすい場面が多いと思います(そして何より財布にやさしい…)。

      一方で、次のような場合には13インチを選ぶと良いと思います。

      • 大画面でYouTubeを楽しみたい
      • 画面分割を頻繁に使う
      • 持ち運びに使用するカバン(リュック)にA4ノートが入る
  2. 澁谷暢人 より:

    ありがとうございます。11インチの方針で行きたいと思います。あと、ストレージって128で大丈夫なんでしょうか?

    • shiro より:

      YouTubeと勉強用にPDFやノート、テキストを保存するだけなら、128GBあれば不足することは滅多にありません。

      ゲームを入れると、たまに容量食いが居るので要注意です。1ゲームで30GB近く使うのもあります。

      そういったゲームを複数入れる予定があるのであれば、256GBにした方が安心です。

      1つだけなら、128GBでも不足することはあまりないと思います。

      ただし注意点があって、「システム」というユーザーがほとんど干渉できないファイルのデータが非常に大きくなる場合があります。

      割と極端な例ですが、Appleコミュニティにこのような質問が寄せられています。

      Appleコミュニティ : OSが大きくて「ストレージがいっぱい」と出る。解決するには?

      こちらの方は100GBほどシステムによって占められています。

      こうなると、再起動して小さくなるのを祈るか、データをバックアップしておいて、端末を初期化したのちにデータを復元する、というやや面倒な手順をとる必要があります。

      256GBあれば、半分がシステムで占拠されても残り128GBあるので足りないってことはまず無いと思います。

      まとめとしては、

      • 10〜数十GB使うゲームを複数入れるのであれば256GB欲しい
      • もし仮にシステムデータで圧迫されたときにも、端末初期化で対応可能であれば128GBでも大丈夫

      ということになります。

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