タブレット選びって難しいですよね。iPadは高いし、Androidは種類が多すぎて、大学生になりたてだと高い買い物になるので、慎重に選択したいところ。
そこで今回は、大学生の皆さんに向けて、私の使用しているタブレットLAVIE T11をご紹介します。特に、皆さんが迷うであろうiPadとの比較をしながら書いていきます。
LAVIE T11は特筆して高いスペックがあるわけではありませんが、学習用途には十分な性能を有しており、価格もかなり安いです。
私自身、購入から4年間使い続けているタブレットで、かなり信用しています。Androidタブレットを使って、これからの学習のスタートダッシュを切りましょう。
LAVIE T11の簡単紹介
今回紹介するタブレットは、NECが販売しているLAVIE T11です。
項目 | 値 |
---|---|
名前 | LAVIE T11 |
OS | Android |
画面サイズ | 11インチ〜 |
リフレッシュレート(最大) | 120Hz |
内部ストレージ | 128GB〜 |
連続駆動時間(Web閲覧時) | 12時間〜 |
本体重量 | 480g〜 |
価格(税込) | 46,800円〜 |
LAVIE T11の強みと弱み
続いて、LAVIE T11の強みと弱みを説明します。
強み
弱み
【強み1】非常に低価格
タブレット | 価格(税込)※ |
---|---|
LAVIE T11 | 44,800円 |
iPad Air (第5世代) | 92,800円 |
※ 価格は2023年11月15日に、Amazon.co.jpで調査したものを使用
ご覧の通り、LAVIE T11は、ほぼ同様の画面サイズ(10.9インチ)のiPad Airよりの半額以下に抑えられます。
【強み2】軽くて持ち運びに便利
タブレット | 重量 |
---|---|
LAVIE T11 | 約480g |
iPad Air(第5世代) | 約460g |
この通り、LAVIE T11と、iPad Airではその重量にほとんど差はありません。
わずかにLAVIE T11の方が重たいですが、これはLAVIE T11の方が画面が多いことに由来しています。
軽いと人気の高いiPadですが、実際にはAndroidタブレットもほぼ同程度の重量なんですよ。
【強み3】主要アプリはたいてい動作する
これはiPadを使用していると考えもしないことではありますが、Androidは多くの企業が採用しているために、まれに規格に合わずアプリが動作しないデバイスが存在します。
しかし、LAVIE T11を開発したNECは、パソコンでも有名なメーカーでしっかりと作っているようです。
少なくとも、下記のアプリは私が普段から使用しており、問題なく動作します。
投稿者が普段から使っているアプリ
- AnkiDroid
- Xodo
- Microsoft製品
- Outlook
- Whiteboard
- ファイルマネージャー
- mediLink
- Zoom
- SNS・チャットアプリ
- Slack
- LINE
- Skype
- Discord
- X(旧Twitter)
- Quara
- Pixiv
- Adobe製品
- Adobe Scan
- Adobe Acrobat
- Adobe Express
- Amazon製品
- Amazon Photos
- Prime Video
- Kindle
- Amazonアプリ
- Notion
- Google製品
- Gmail
- YouTube
- Googleフォト
- Googleストア
- Googleブック
- Googleドキュメント
- Googleスプレッドシート
- Googleスライド
- Google Keep
- Googleドライブ
- イラスト・デザイン
- dotpict
- Canva
- MediBang Paint
- ibisPaint X
- Feedly
- 人工知能
- ChatGPT
- Bing
- ゲーム
- プリンセスコネクトRe:Dive!
- アズールレーン
- 雀魂
- シャニマス
おそらく、皆さんがよく使われるアプリも多く含まれていると思います。
これだけのアプリが動作しますので、たいていのアプリは問題なく動作すると考えて良いでしょう。
【強み4】4年間使い続けても朝から夕方まで保つ高性能バッテリー
私の大学は、朝8時50分から夕方は17時30分までずっと講義があっているようなところです。
(もっとも、最近は早く講義が終わってもみんなで図書館に缶詰になって勉強しているわけですが……)
しかし、そんな環境だと連続稼働時間はとても気になります。
LAVIE T11は、そんな要求にも応えてくれる素敵デバイス。なんと、実際先ほどのスケジュールで1日中使っていても、しっかりと動作してくれます。
さすがに最近は、講義が終わる頃には充電が1桁になったりして、かなりカツカツですが。使っているうちにバッテリーの減りが早くなるのは、iPadも同じなので大差ありません。
【強み5】SDカードを使える
これはiPadにはない、Androidタブレットの絶対的強みですね。
実は、iPadはSDカードを使用できません。挿入口がないからです。その代わり、iCloudドライブのサポートが充実しています。
しかし、AndroidにはGoogleドライブがあるので、大きな差ではないでしょう。
SDカードを使えると嬉しい理由
- 出費を抑えられる
- データを容易に持ち運べる
SDカードは、64GBくらいなら1000円もあれば購入できます。
一方で、iCloudドライブは月額課金制であり、50GBのストレージに月130円かかります。
一度買えば何度でも再利用できる64GB1000円のSDカードと、契約中のみ使い放題の50GB1560円(年間)のオンラインストレージ。
どちらが財布に優しいかは明白ですね。
【弱み1】画面が若干カクツク
ここまで強みばかりに触れてきましたので、欠点にも焦点を当ててみましょう。
4年間使用してきて、私が不満に思うのは画面が少しカクツク点ですね。
iPadはハードからOSまで全てAppleが開発しているため、かなり高度な最適化がかかっているのだろうと予測します。
しかし、Androidデバイスの多くは、ハードとOSの開発者が異なります。
そのため、まだまだ最適化しきれていない部分があるのでしょう。
余談になりますが、Androidの中身(OS)は公開されているので、プログラミング等に興味のある方は一度眺めてみると勉強になると思います。
【弱み2】処理の重たいゲームや、精密な操作を求められるゲームはできない
画面がカクツクというのと関連しますが、LAVIE T11では処理の重たいゲームや精密な操作を求められるゲームはできません。
インストールはできますが、いざプレイしようとした段階で、あまりにストレスフルで遊べないと思います。
プレイ人口が多いゲームでいうと、原神やプロセカは無理です。実際、やってみようとしましたが、まともなプレイは不可能でした。
したがって、こういったゲームのためにタブレットの購入を検討している方は、素直にiPadを購入した方がいいでしょう。
周辺機器
学習用にLAVIE T11を購入する場合、どのような周辺機器を揃えるべきでしょうか。
私が買い揃えるべきと考えるアイテムを一覧で表示します。
絶対に一緒に購入するべき
別になくても困らないもの
保護フィルムと本体カバーを買うべきなのは言うまでもありませんが、勉強用にタブレットを使用するなら専用スタイラスペンは必須アイテムです。
安いタッチペンで良いじゃないかと思われるかもしれませんが、画面の感度が全く異なります。
こちらの画像をご覧ください。たった今、横で専用スタイラスペンと、安いタッチペンで書き比べてみました(PDFへの書き込みはXodoを使用)

ご覧の通り、スタイラスペンは小さい文字を書けていますが、安いタッチペンでは大きな文字しか書けません。
加えて、右側をズームしてもらうと分かるのですが、小さな点々がついています。

このようになってしまったのは、あまりに反応が悪く、点しか付かなかったからです。
また、専用スタイラスペンならパームリジェクション(画面に手をついて書ける機能)が有効になりますので、その点でも優位です。
これらのことから、勉強目的でタブレットを購入するなら、スタイラスペンも一緒に購入するのがおすすめです。
カバーは選択肢が多いので、AmazonやNECダイレクトを眺めながら決めると良いと思います。
キーボードは個人的にはなくても良いと思っています。キーボードが必要な場面が出てきたら、素直にノートPCを使うべきですね。
まとめ
LAVIE T11は、学習用には非常にコスパのいいタブレットであることを伝えられたでしょうか。
ゲームこそあまり出来ませんが、PDFの編集や読書、動画視聴はストレスなくできるということが分かって頂ければこの記事を書いた価値があったと思います。
最後に、もう一度商品のリンクと、NEC公式の販売サイトのリンクを貼って締めさせていただきます。

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