
AirPodsが勉強にいいって聞くけど、どのモデルを選べばいいの?
こんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、現行モデルではAirPods Pro 2が最強!
その結論に至った理由を、AirPods 4・AirPods 4 ANC・AirPods Pro 2・AirPods Maxの4モデルを比較しながら説明します。
この記事を読んで、あなたもピッタリのモデルを見つけましょう!
1. AirPodsにはどんなモデルがある?
AirPodsシリーズには、無印、Pro、Maxの3モデルがあります。その大きな違いは形状です。

形状を含めて、この記事で比較する違いを表にまとめました。
現時点では、ざっくりとどんな視点で比較するのか、空気感をつかむ程度でOKです。
【表】AirPods 比較表
AirPods 4 | AirPods 4 ANC | AirPods Pro 2 | AirPods Max | |
---|---|---|---|---|
形状 | オープンイヤー型 | オープンイヤー型 | カナル型 | オーバーイヤー型 |
遮音性 | 低 | 低 | 高 | 最高 |
ANC機能※1 | なし | あり | あり | あり |
装着感 | 軽量で快適 | 軽量で快適 | 軽量で快適 (耳に合えば) | 耳は痛くなりにくいが、重く疲れやすい |
最大再生時間 | 5時間 | 4時間※2 | 6時間 | 20時間 |
価格(税込)※3 | 21,800円 | 29,800円 | 39,800円 | 84,800円 |
※1 ANC:アクティブノイズキャンセリング(Active Noise Canceling)
※2 ANCをオンにしたとき最大再生時間。オフにしたときは5時間
※3 Apple公式サイトから引用(2025年4月4日時点)
2. 勉強用AirPodsは何を重視すべき?
勉強時にAirPodsを使うことを想定する場合、特に重視したいポイントは次の3点です。
それぞれ理由を説明します。
遮音性とは?
遮音性とは、騒音をカットする能力のことを言います。

遮音性が高ければ、それだけ騒音に集中を乱されるリスクを下げることができます。
イヤホンの遮音性は、形状と密接に関わっており、『オーバーイヤー型 ≧ カナル型 > オープンイヤー型』となります。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能とは?
ANC機能とは、周囲の雑音を自動的に打ち消してくれる機能のことです。


『単純な遮音より、効果的に騒音を低減する機能』と考えてくれたらOKです!
遮音性とANC機能が重要な理由

どうして遮音性とANC機能が重要なんですか?

ざっくりと2つ理由があります!
特に重大なのが2つめです。イヤホン難聴は治療困難な障害として知られており、予防が重要です!
詳しくは、以前書いたこちらの記事を参考にしてください。
長時間利用しても疲れないか?
長時間の利用で、装着している耳が痛くなったり、重量によって疲労が蓄積したりしたら、むしろ学習効率を低下させてしまいます。

学習効率を最大化するには、長時間付けても疲れないイヤホンが重要です。
3. 各モデルのAirPodsの違いを比較
どういった視点で比較したら良いか分かったところで、実際にAirPodsシリーズのスペックを比較していきましょう。
比較項目は次の5つです。
- 遮音性
- ANC機能
- 装着感・重量・疲労蓄積度
- バッテリー
- 価格
3-1. 遮音性(≒ 形状)
イヤホンの遮音性は形状と密接に関係するとお話ししたので、AirPodsの形状を整理します。
AirPodsモデル | 形状 |
---|---|
AirPods 4 | オープンイヤー型 |
AirPods 4 ANC | オープンイヤー型 |
AirPods Pro 2 | カナル型 |
AirPods Max | オーバーイヤー型 |
この表から、次のような遮音性であることが分かります。

遮音性:AirPods Max ≧ AirPods Pro 2 > AirPods 4
3-2. アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能
AirPodsシリーズ各モデルのANC機能の有無を表にまとめました。
モデル | ANC機能の有無 |
---|---|
AirPods 4 | なし |
AirPods 4 ANC | あり |
AirPods Pro 2 | あり |
AirPods Max | あり |
AirPods 4 ANCは、アクティブノイズキャンセリング機能付きの初のAirPodsです。

AirPods 4は、ANC搭載モデルと、搭載していないモデルの2種類あるので、検討している方は要注意です!
3-3. 装着感・重量・疲労蓄積度
AirPods各モデルの重量と装着感についてまとめた表を示します。
モデル | 重量 | 装着感 |
---|---|---|
AirPods 4 | 4.3 g | オープンイヤー型で耳が痛くなりにくい |
AirPods 4 ANC | ||
AirPods Pro 2 | 5.3 g | イヤーチップが耳に合わないと、痛くなりやすい |
AirPods Max | 384.8 g | 耳は痛くなりにくいが、重く首が疲れやすい |
【参考】不織布マスク | 4 g 前後 | – |
AirPods Pro 2は、『イヤーチップが耳に合わなければ痛くなりやすい』ですが、『耳に合うイヤーチップがあれば快適』です。

AirPods Pro 2の装着感は改善可能なので△、AirPods Maxの重量は改善困難なのでとしています!
3-4. バッテリー
続いて、連続再生時間を見ていきましょう。
モデル | 連続再生時間 |
---|---|
AirPods 4 | 5時間 |
AirPods 4 ANC | 4時間(ANC使用時) |
AirPods Pro 2 | 6時間 |
AirPods Max | 20時間 |

ここでの△◯◎の判断基準はなんですか?
学習シーンでは『次の休憩まで充電が保てばOK』と考えます。
例えば、9時に勉強を始めたとして、4時間後は13時です。昼休憩の間に、ケースにしまって充電すれば、午後も利用可能です。
しかし、現実問題、連続4時間が限界だとギリギリで余裕がなく使いにくいためAirPods 4 ANCは△、5時間以上の連続再生時間があれば◯としています。

では、AirPods Maxが◎なのはなぜですか?

連続再生時間が人間の活動時間を上回っているためです!
『連続再生時間 > 人間の活動時間』となっている場合、事実上、1日中つけていても充電は切れないことを意味します。
1日のサイクル中、途中で充電を挟む必要がないため、◎としています。
3-5. 価格
モデル | 価格(税込) |
---|---|
AirPods 4 | 21,800円 |
AirPods 4 ANC | 29,800円 |
AirPods Pro 2 | 39,800円 |
AirPods Max | 84,800円 |
※ 価格はApple公式サイトより引用(2025年4月4日時点)
4. AirPods Pro2だけで使えるヒアリングチェック&ヒアリング補助機能
AirPods Pro 2には、旧モデルには搭載されていない耳の健康を守る2つのシステムが搭載されました。
イヤホン難聴は気づきにくく、気づいた時には治療困難なレベルになっていることが多い。そのため、ヒアリングチェック機能は超有用!!
まとめ:おすすめのAirPodsは?
AirPods 4 | AirPods 4 ANC | AirPods Pro 2 | AirPods Max | |
---|---|---|---|---|
形状 | オープンイヤー型 | オープンイヤー型 | カナル型 | オーバーイヤー型 |
遮音性 | 低 | 低 | 高 | 最高 |
ANC機能※1 | なし | あり | あり | あり |
装着感 | 軽量で快適 | 軽量で快適 | 軽量で快適 (耳に合えば) | 耳は痛くなりにくいが、重く疲れやすい |
最大再生時間 | 5時間 | 4時間※2 | 6時間 | 20時間 |
価格(税込)※3 | 21,800円 | 29,800円 | 39,800円 | 84,800円 |
1位 AirPods Pro 2
高い遮音性とANC機能を兼ね備えており、軽量で長時間利用しても疲れにくく、十分なバッテリー容量を持っていることから1位に選びました。
これだけでも1位に相応しい機能ですが、耳の健康に配慮した2つの新機能がさらに価値を高めています。
2位 AirPods 4 ANC
遮音性は低く、バッテリー容量もギリギリだが、ANC機能を搭載しており、軽量なため疲れにくい。AirPods Pro 2と比較して1万円も安く、エントリーモデルとして価値あり。
3位 AirPods Max
音楽を楽しむ目的では非常に高性能で良い選択肢だが、学習用途ではオーバースペック気味。重く疲れやすいことや、約8.4万円と他モデルと比較してもかなり高いことから第3位に。
4位 AirPods 4
遮音性が低く、ANC機能がないのでは、勉強中の周囲の雑音を聞こえにくくする目的を達成出来ないため第4位に。
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