こんにちは、医大生ブロガーのしろです。
以前、このような記事を執筆しました。
非常に多くの方に読んで頂いており、とてもありがたい限りです。
それと同時に、このような質問も受けるようになりました。
iPadの容量はどれくらいあるのが最適なんですか?
当然気になりますよね。
今回は、学習用途のタブレット、どれだけ容量があれば良いの? という疑問を解決すべく私の端末の状態を見ながらシミュレートしていきます。
【結論】128GBは欲しい
シミュレートなんて興味ねぇ! さっさと結論だけ教えやがれ派へ。
こちらの表をご覧ください。
容量 | 概要 |
---|---|
64GB | かなりやり繰りしないと足りない。全ファイルをiCloudドライブに保存するならいけるかも。 |
128GB | 学習のみに特化するなら適正量 |
256GB以上 | 学習以外にもゲームやイラスト、動画撮影などの用途があるなら。 |
上記の通り、学習用のタブレットなら128GBは確保するべきでしょう。
容量シミュレーション
iPadの容量を占有する要素を次の4種類に分類します。
分類名 | 説明 | 分類の意図 |
---|---|---|
システム | iPadOSやその他システムアプリケーションが消費する容量 | ユーザー側からは一切どうにも出来ない領域 |
アプリケーション | ユーザーがダウンロードするアプリにより消費される容量 | アプリケーションの選択によりある程度どうにか出来るものの、基本的にはどうにもならない領域 |
写真や動画 | 教科書のスクリーンショットや板書などを撮影したデータ | こまめに削除することで確保出来る領域 |
その他のファイル | 写真や動画以外の、PDF、Word、XLSX、EPUBなどのファイルが消費する容量 | 学習が進むごとに増加する領域 |
続いて、それぞれがどのくらい容量を占有するのか見ていきます。
分類 | 使用容量 |
---|---|
システム | 20 GB |
アプリケーション (ゲーム除く) | 24 GB |
写真と動画 | 1.9 GB |
その他のファイル | 後述 |
合計 | 約 46 GB |
その他のファイルを計上していない状態で46GBと、すでに64GBだと不足しそうな香りがしますね。
学年 | 講義資料の合計消費容量 |
---|---|
1年次 | タブレットを使用していなかったため資料も不所持 |
2年次 | 2.90 GB |
3年次 | 5.14 GB |
4年次 | 5.14 GB |
5年次・6年次 | 病院実習と国家試験対策のため省略 |
合計 | 10.02 GB |
これでは3年分しかカウントされていないため、4年分が何GBになるか推測します。
10.02 × 4 ÷ 3 = 13.36 より4年間で約 13 GBになりそうです。
ここまで分かることは、
勉強用iPadに最低限必要な容量は、46 + 13 = 59 (GB)
ということです。なお、ここへ更にノートや先輩・友人からもらった資料などが加わります。
また、システムを20GBで計算しましたが、さまざまな要因により増減しうることを考慮する必要があります。
参考 【Appleコミュニティ】OSが大きくて「ストレージがいっぱい」と出る。解決するには?
こちらの質問者は、250 GBのうち半分程度がiPadOSによって占有されているのが分かります。
ここまでは中々ないにしても、容量をキツキツにしておくと、容量不足のためにiOSをアップデートできない日が来るかもしれません。
容量に余力を残しておく方が良いでしょう……
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